衣替えの季節
衣替えの季節になりましたが、普段お仕事等で制服を着ておられる方も多いのではないでしょうか。今日はパイロットの制服について少し考えてみたいと思います。
セスナやヘリを運航している中小の航空会社では、紺や黒のズボンにパイロットシャツが一般的です。冬はその上にジャンパーを着用するといった感じです。以前は自衛隊のジャンパーを支給している会社が多かったですが、最近は各社のオリジナル性を出してちがうタイプのジャンパーを採用する会社も多いようです。
会社によっては定期的にユニホームが支給されるところもあるようですが、第一航空では入社時に一式支給されたら後は全て自前です。ですから厳密に皆が同じ服装をしているわけではなく、普通のワイシャツを自分で購入して着ている者もいれば会社を通じてパイロットシャツを購入して着用している者もいます。又、ネクタイは紺色の支給されたものをほとんどの者が使用していますが、営業職兼務のパイロットはカラーシャツに普通のネクタイ姿のままで乗務したりすることもあります。ちなみに夏場はクールビズを実施しています。
ところでパイロットシャツの肩についている横10cm縦3cmくらいの長方形の部分は何と言うのでしょう?又、何の為にあるのでしょう?諸説あるようですが私ははっきりとしたことを聞いた事がありません。エアーラインや軍隊がしているように肩章を付ける為にあるという説もありますが、警察や警備会社の制服にも同様のものが多く見受けられそこでは主に笛をつないでいるチェーンのクリップや紐を通す為等に使われています。又、事故の際にその肩の部分をつかんでコックピットから乗員を引出す為にあるとの説もあります。レーシングスーツについているのを思い浮かべるとなるほどと思いますが、どれが正しいのでしょうか?もっとほかにも説があるのでしょうか皆様のご意見をお待ちしております。
飛行機パイロット 松尾
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コメント
肩飾りの件ですが・・・
私の知る限りで、自衛隊では軍手を挟んで作業をした思い出がありました。
投稿: | 2006年8月29日 (火) 18時02分
長谷川さんお久しぶりです。ご回答ありがとうございます。「ご活躍」というほどの活躍はまだまだ出来ておりませんが、日々元気でがんばっております。次回は9月23日に八尾空港で行われた「空の日」のイベントの様子についてレポートする予定です。
松尾 圭二
投稿: 松尾 圭二 | 2005年9月26日 (月) 14時07分
お久しぶりです、松尾さん。
日々御活躍の様で、うれしい限りです。
?の件ですが、
あれは、一般的には「エポレット(epaulet)」といいます。
語源は、フランス語の「小さな肩」という意味。
日本語では、「肩章」「肩飾り」といい、
他にも、「ショルダータブ」「ショルダーループ」
とも呼ばれたりします。
では、何の為?ですが、
松尾さんが挙げた3説は、3つとも「正解」です。
というか、本当の起こりは、名が示す通り、
「肩飾り」=「飾り」のようです。
つまり、あれによって、肩を大きく見せる=威厳を示す、
という目的があるようで。
そこから、軍服のデザインに多用されるようになり、
(歴史的には、18世紀中期頃から)
今では、「エポレット付の服」=「ミリタリーな感じの服」、
というようになっちゃってます。
諸説ある使い道は、その殆どが、
「こう使うと、案外便利だ!」からきていると思われます。
ちなみに、服飾用語で、「パイロットシャツ」とは、
「両肩のエポレットと、蓋付ポケットが両胸にあるシャツ」
のことを指します。
長くなってしまいスイマセン。
以上、長谷川のトリビアでした。
お仕事、ガンバッテ!!
投稿: 元訓練生・長谷川 | 2005年9月22日 (木) 23時00分