第一飛行学校で事業用操縦士資格を取得した卒業生にインタビューおよびアンケートに答えてもらいました。
今回2人の卒業生に協力してもらいましたが、2人とも既に就職が決まっていてプロパイロットとして新しい職場へ臨む前でまさに意気揚々といった感じです。
これから操縦訓練を考えている方も彼らの意見や考えを参考にしてみてください。
まずは簡単にお2人を紹介します。
最初は菊川岳さん(29歳)

彼は訓練を開始する前は大手企業のシステムエンジニアでした。
非常に計画的にしかも熱心に訓練をこなし、これまでにない短い期間と訓練時間で昨年5月に事業用試験に合格しました。
この4月からヘリ使用事業最大手の朝日航洋さんで働くことが決まっています。
続いて通村繁太さん(26歳)

彼は訓練前は主に実家の自営業を手伝っていました。
訓練を開始したのは菊川さんとほぼ同時期でしたが、彼は自家用免許をアメリカで取得しました。その後日本で事業用免許を取得。
神奈川県警に就職が決まり(こちらの記事を参照)、この2月から警察学校に入りまずは警察官になるべく猛勉強中(のはず)です。
それでは2人にはこちらが用意した質問に答えてもらいましたのでご紹介します。
※(菊)-菊川さんの回答 (通)-通村さんの回答です。
Q1.月並みですが、ヘリパイを目指そうと思ったきっかけはなんですか?
(菊)単純ですが「空に浮かんでみたい」と思っていて、それを仕事にしたいと思ったからです。
(通)小さいころからの憧れでした。
-きっかけはやはり人それぞれですね。ただそれを実行に移すのが大変ですよね。
Q2.ヘリでどんな仕事がしたいと思っていました?
(菊)報道ヘリとか物輸などいろいろやってみたいと思ってました。
(通)県警の航空隊に入隊したいと考えてました。
-2人とも自分が思い描いていた職場で働けるようでなによりです。
Q3.スクールはどのようにして探しました?
(菊)雑誌とインターネットで探しました。
(通)インターネットです。
-確かに最近はネットからの問い合わせが多いですね。
Q4.第一飛行学校を選んだ理由は?
(菊)学校が空港内にある、担当の方の話が現実的、訓練費が安い、実績がある、家から通える、悪いうわさを聞かない等です。
(通)東京とかいろいろ資料請求したり、現地に見学に行きましたが、現実的な話を聞かせていただいたのは、第一航空さんだけでしたのでここなら信用できると入学を決めました。
-うーん。決してこういう風に書いてくれと頼んだわけではありませんよ。でも弊社としては問い合わせがあった場合は実情をありのままにお伝えしております。
Q5.結局免許取得にいくらかかりました?また訓練費はどのように捻出しました?(差し支えない範囲で結構です・・)
(菊)約1070万円(入学金、座学費、訓練費 税込み)働いて貯めて、少し親から借りました。
(通)約1100万円。600万円ほど親に借りました。
-やる気だけでは解決できないお金の問題。皆さん苦労しておられます。
Q6.実際の訓練はどうでした?
(菊)
自家用訓練・・・楽しくて難しくて厳しかったですが、全てが新鮮でおもしろく、とても密度の濃い充実した訓練でした。
事業用訓練・・・もともと最初から事業用を目指した訓練でしたので新鮮味には欠けますが、自家用の時と同じく充実した訓練でした。
(通)
自家用訓練・・・自家用はアメリカでしたので、訓練は楽しく、いい人生経験になったと思います。
事業用訓練・・・事業用は、自家用をアメリカで取った為、大変苦労しました。プロを目指すなら全部日本で取ることが一番いい方法だと今では思います。
-訓練時期はほぼ同じでしたが、自家用免許を海外でもしくは日本で取得したかが違っています。興味深いコメントが得られました。
Q7.訓練中に自分なりに心掛けていたこと、努力していたことがあれば教えてください。
(菊)しっかりした計画を立ててそれを着実にこなしていくことと予習、復習をきっちりやるようにしていました。
(通)何度もあきらめようと考えましたが、いい先輩や教官に恵まれ、自分を信じる事だと思いがんばりました。
-しっかりやれば必ず取得できるはずの資格ですが、やはりそれなりの努力、やる気が必要ですよね。
Q8.訓練時に一番印象に残っている思い出はなんですか?
(菊)タービン限定取得のために行ったニュージーランドでの訓練です。とても綺麗な景色の中を飛びまわって、険しい山中を飛んだり、荷物の吊り下げの訓練をしたり、羊を追いかけたり等日本の訓練ではなかなかできない体験ができてとても楽しかったです。
(通)教官の怒鳴り声と愛情。
-通村さんはよほど教官に鍛えてもらったみたいですね(笑)。
Q9.就職が内定していますがどんなパイロットになりたいですか?現在の目標や意気込みを聞かせてください。
(菊)全ての人から信頼されるパイロットになり、一生無事故で飛び続けたいです。
(通)プロとして誇りだけでなく、実力も伴ったパイロットを目指したいです。
-2人ともこれから第一線で活躍する操縦士になることと思いますが、これからも勉強の積み重ねです。今の気持ちを忘れずに頑張って下さい。
Q10.これから挑戦したい人へのメッセージをお願いします。
(菊)訓練も就職も厳しい状況に変わりはないと思いますので、何事も安易に考えずしっかりとした覚悟とやる気をもって一生懸命頑張ってください。
(通)挫折を何度も味わうかと思います。しかしそれを乗り越えてこそプロのパイロットなのです。近道なんかありません。自分の将来をしっかり描いて、日々努力することが大切だと思います。
-夢を達成しつつある2人の貴重な重みのあるコメントです。これから訓練する方もぜひ参考にして下さい。

最後に菊川さん、通村さん協力ありがとうございました。卒業生としてまた機会があれば第一航空にも遊びに来てください。
ヘリコプターパイロット 黒山
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